53年ぶりに人類が月の近くへ!アルテミスIIが成功

科学・技術
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2026年4月、NASAの宇宙船「オリオン」が宇宙飛行士4人を乗せ、月の周辺を飛行することに成功しました。「アルテミスII(あるてみすつー)」と呼ばれるこのミッションは、1972年のアポロ17号以来、実に53年ぶりとなる有人月周辺飛行です。2028年に予定する月面着陸への大きな一歩となりました。

アルテミス計画ってどんな計画?

アルテミス計画とは、NASAが中心となって進めている「再び人間を月へ送る」プロジェクトです。1969年にアポロ11号で人類が初めて月に降り立ってから、1972年のアポロ17号を最後に、人類は月を訪れていませんでした。アルテミス計画では女性や有色人種の宇宙飛行士が初めて月面を歩くことも目標のひとつで、世界中が注目しています。

アルテミスIIは「月の下見」飛行

アルテミスIIは月面には着陸せず、月の近くを通ってそのまま地球に戻る「フライバイ」飛行でした。乗組員はNASAの宇宙飛行士3名とカナダ人宇宙飛行士1名の計4名で、約10日間の飛行を経て4月11日に太平洋へ着水して無事帰還しました。この飛行で宇宙船の安全性や通信システムを確認し、次のミッションの準備が整いました。

次は月面着陸!アルテミスIIIへ

2028年には「アルテミスIII」で実際に月の南極付近に人類が降り立つ計画が進んでいます。月の南極には水が氷の状態で存在する可能性が高く、将来の宇宙探査の拠点作りにも役立つと期待されています。日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)も協力しており、将来的には日本人宇宙飛行士が月面を歩く日が来るかもしれません。

なぜ私たちに関係があるの?

宇宙開発は、医療・通信・気象予報など私たちの日常生活に役立つ技術を生み出してきました。月の南極の水を利用できれば、月を中継地点として火星など深宇宙を目指す旅もより現実的になります。JAXAも参加するアルテミス計画は、日本の科学力が世界の宇宙開発を支えていることを示しています。

もっと知りたい人へ

「アルテミス」はギリシャ神話の月の女神の名前で、太陽の神「アポロ」と双子の姉妹です。計画名にアポロの名前を受け継いでいることがわかります。「JAXA」「国際宇宙ステーション(ISS)」「スペースX」などのキーワードは理科・社会の入試でよく登場します。またアルテミス計画には日本・カナダ・ヨーロッパなど複数の国が参加していることも覚えておきましょう。

今日の一問クイズ

問題:NASAのアルテミス計画に協力している日本の宇宙機関の名前(略称)は何でしょうか? ▶ 答えを見る

答え:JAXA(ジャクサ)/宇宙航空研究開発機構

解説:JAXAは日本の宇宙開発を担う国の機関です。アルテミス計画への参加により、将来は日本人宇宙飛行士が月面を歩く可能性もあります。「宇宙航空研究開発機構」の正式名称も覚えておきましょう。

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