台風が2つ同時に!ダブル台風ってどんな現象?

環境
この記事は約3分で読めます。

2026年6月、日本に台風が2つ同時に近づくめずらしいことが起きています。台風7号「メーカラー」と台風8号「ヒーゴス」が日本の南の海で同時に発生し、気象庁(きしょうちょう)は「ダブル台風」として厳重な注意を呼びかけています。台風が2つ重なると、なぜ危険が増すのでしょうか?

台風7号「メーカラー」はどこへ向かっている?

台風7号「メーカラー」は、6月25日現在、沖縄・宮古島(みやこじま)の南東を北上しています。中心気圧(ちゅうしんきあつ)は一時950ヘクトパスカルまで下がった非常に強い台風で、最大瞬間風速(さいだいしゅんかんふうそく)は60m/sにもなりました。これは新幹線(しんかんせん)の速さに近い猛烈(もうれつ)な風です。26日には沖縄本島に接近し、27〜28日にかけて九州から本州を東に移動する予想です。その後、温帯低気圧(おんたいていきあつ)に変わる見込みです。

「ダブル台風」が危険なわけ

2つの台風が同時に日本に近づく「ダブル台風」はとてもめずらしい現象(げんしょう)です。今回は台風7号が日本の南を通るときに、台風8号も伊豆諸島(いずしょとう)付近に近づきます。さらに、梅雨前線(つゆぜんせん)が活発になっているため、台風が来る前から九州や四国、近畿地方では大雨が降っています。台風・台風・梅雨前線という三重(みえ)の影響で、土砂崩れ(どしゃくずれ)や川の増水(ぞうすい)が心配されています。

台風への備えとして大切なこと

台風が近づいたら、早めの備えが命を守ります。食料や水を3日分以上用意する、ハザードマップで自分の家の近くに危険な場所がないか確認する、気象庁の最新情報をこまめにチェックするなど、家族で話し合っておくことが大切です。「まだ大丈夫」と思わず、避難情報(ひなんじょうほう)が出たら早めに行動することが重要です。

なぜ私たちに関係があるの?

台風は毎年日本に大きな被害(ひがい)をもたらします。台風が2つ同時に来ると、どちらかが通り過ぎるまで大雨が長引くことがあります。また、2つの台風が互いに引き合う「藤原の効果(ふじわらのこうか)」という現象が起きると、進路が予測しにくくなることもあります。自分の家の近くにどんな危険があるかを、台風が来る前に家族で確認しておきましょう。

もっと知りたい人へ

台風の名前(メーカラー、ヒーゴスなど)は、WMO(世界気象機関・せかいきしょうきかん)のアジア14か国・地域が提案した名前リストを使って順番につけられています。台風は熱帯低気圧(ねったいていきあつ)が発達したもので、暖かい海の水蒸気(すいじょうき)をエネルギー源にします。「ヘクトパスカル」は気圧の単位で、数字が小さいほど台風が強い目安になります。「ハザードマップ」「避難指示」「熱帯低気圧」は受験でもよく出るキーワードです。

今日の一問クイズ

問題:台風の中心気圧(ちゅうしんきあつ)が低いほど、台風の勢力は強いですか?それとも弱いですか? ▶ 答えを見る

答え:強い

解説:気圧(きあつ)とは空気が押す力の大きさです。台風の中心は気圧が特に低く、周囲から風が強く吹き込みます。中心気圧が低いほど気圧の差が大きく、より強い風が生まれます。通常の気圧は約1013hPa(ヘクトパスカル)で、950hPa以下になると「非常に強い台風」とされます。

タイトルとURLをコピーしました