子どもをSNSの危険から守る新しいルールができる?

政治・社会
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スマートフォンが当たり前になった今、子どもがSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でトラブルに巻き込まれるケースが増えています。日本でも政府や政党がルール作りに動き出しており、どんな制度になるのか注目が集まっています。

どんなトラブルが起きているの?

SNSでは、知らない大人から声をかけられる「グルーミング」(子どもに近づいて信頼させ、悪いことに誘い込む行為)や、いじめ、有害な情報への接触などが問題になっています。子どもはまだ危険を見分ける力が十分でないため、大人よりも被害に遭いやすいのです。

日本ではどんなルールを考えているの?

自民党は2026年5月、子どもが安全にSNSを使える環境を整えるための提言(ていげん)案をまとめました。SNS事業者(LINEやInstagramなどを運営する会社)に対して、利用者の年齢をきちんと確認するよう国が求める仕組みを作るのが柱です。また総務省(そうむしょう)も、2027年度をめどに法律を改正し、年齢制限やフィルタリング機能の強化を義務付けることを検討しています。一律に「〇歳以下は禁止」とするのではなく、サービスごとのリスクに応じた対応をする方針です。

世界ではすでに厳しい制限も

日本が慎重に進める一方、世界では厳しいルールを作る国が増えています。オーストラリアは16歳未満のSNS利用を法律で原則禁止し、フランスやスペイン、インドネシアも同様の動きを見せています。世界的に「子どもをどう守るか」が大きなテーマになっています。

なぜ私たちに関係があるの?

みなさんの多くもSNSを使っているか、これから使うようになるでしょう。新しいルールができると、アカウントを作るときに年齢確認が厳しくなったり、使える機能が変わったりする可能性があります。ルールが変わるからこそ、自分でも「安全な使い方」を考えることが大切です。

もっと知りたい人へ

SNSに関係する日本の法律には「青少年インターネット環境整備法(せいしょうねんインターネットかんきょうせいびほう)」があり、フィルタリングサービスの利用を義務付けています。今回の議論はこの法律の改正につながる可能性があります。「情報リテラシー」(情報を正しく読み解き、使いこなす力)というキーワードも受験でよく出るので覚えておきましょう。

今日の一問クイズ

問題:子どもがインターネットを安全に使えるよう、フィルタリングサービスの提供を義務付けている日本の法律の名前は何でしょう? ▶ 答えを見る

答え:青少年インターネット環境整備法

解説:2009年に施行されたこの法律は、携帯電話やスマートフォンの事業者に、18歳未満の利用者へのフィルタリングサービス提供を義務付けています。今後さらに改正が検討されています。

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