5月30日から6月8日まで、「海ごみゼロウィーク2026」という全国一斉の海岸清掃(かいがんせいそう)キャンペーンが行われます。環境省(かんきょうしょう)と日本財団(にほんざいだん)が協力して取り組むこの活動には、昨年は全国約1,000か所で26万人以上が参加しました。海を汚すゴミの約8割は、もともと陸(おか)から来ているといわれています。
「海ごみゼロウィーク」って何?
毎年この時期に開催される「海ごみゼロウィーク」が、今年も5月30日(土)から6月8日(月)の10日間、全国各地で開催されます。このキャンペーンは、環境省と日本財団が一緒になって進めている海洋ごみ(かいようごみ)対策(たいさく)の取り組みです。
海のゴミはどこから来るの?
「海洋ごみ」とは、海に流れ出てしまったごみのことです。ペットボトルやビニール袋、釣り糸(つりいと)など、さまざまなごみが海に流れ込んでいます。これらのごみは、魚や海鳥(うみどり)がまちがえて食べてしまったり、体に巻きついたりして、多くの生き物を傷つけています。実は、海に漂(ただよ)うごみの約8割は、もともと街から川を通って流れてきたものだといわれています。つまり、私たちが陸でごみをきちんと捨てることが、海を守ることにもつながるのです。
参加するにはどうすればいい?
このキャンペーンでは、30人以上のグループで参加を申し込むと、専用のごみ袋が無料で送られてきます。参加者は青いアイテム(青色のTシャツやタオルなど)を身に着けて清掃活動を行います。過去の活動では、全国1,000か所以上で26万人以上の人々が参加しました。
なぜ私たちに関係があるの?
海洋ごみ問題は、日本だけでなく世界中で深刻(しんこく)な問題になっています。特に「マイクロプラスチック」と呼ばれる細かいプラスチックのかけらが海に広がっており、食物連鎖(しょくもつれんさ)を通じて私たちの食べるものにも影響が出はじめています。海を守ることは、私たちの未来を守ることにもつながります。
もっと知りたい人へ
6月5日は「環境の日(かんきょうのひ)」、6月8日は「世界海洋デー(せかいかいようデー)」です。このキャンペーンはこれらの記念日を含む期間に設定されており、環境について考えるよい機会となっています。また、国連(こくれん)でも「2030年までに海洋ごみを大幅に削減(さくげん)する」という目標が掲げられており、世界全体で取り組んでいる課題です。
今日の一問クイズ
問題:海に流れ込むごみのおよそ何割が、陸(街)から来ているといわれていますか? ▶ 答えを見る
答え:約8割(80%)
解説:海のごみ問題を解決するためには、海だけでなく街の中できちんとごみを捨てることが大切です。自分たちの身近な行動が海の環境を守ることにつながっています。
