天皇皇后陛下がヨーロッパへ!オランダとベルギーを公式訪問

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天皇(てんのう)皇后(こうごう)両陛下(りょうへいか)は、6月13日に羽田空港(はねだくうこう)を出発し、オランダとベルギーへの公式訪問(こうしきほうもん)の旅に出られました。約2週間の訪問では、両国の国王と会見(かいけん)し、友好(ゆうこう)を深める行事に参加される予定です。特に今年は日本とベルギーが正式なお付き合いを始めてからちょうど160年という特別な節目の年にあたります。

どんな訪問なの?

天皇皇后両陛下は今回、オランダとベルギーを「国賓(こくひん)」として訪問されます。国賓とは、国を代表する最高のお客様として迎えられることを意味します。オランダでは6月17日から19日にかけてアムステルダムを拠点(きょてん)に公式行事が行われ、その後6月20日以降にベルギーへ移られます。ベルギーではフィリップ国王との会見や外交関係(がいこうかんけい)160周年(しゅうねん)を記念する行事に出席される予定です。

なぜオランダとベルギーなの?

今年2026年は、日本とベルギーが正式に国交(こっこう)を結んでから160年の節目(ふしめ)にあたります。1866年に両国が条約(じょうやく)を結んで以来、長い歴史の中で友好関係(ゆうこうかんけい)を育んできました。オランダについても日本との縁(えん)は非常に深く、江戸時代(えどじだい)の「鎖国(さこく)」中も唯一(ゆいいつ)貿易を続けた国として知られています。長崎(ながさき)の出島(でじま)を通じて西洋(せいよう)の学問や技術が伝わり、「蘭学(らんがく)」という学問分野も生まれました。

外交訪問にはどんな意味があるの?

国のトップが外国を訪れる「外交訪問(がいこうほうもん)」は、国と国の仲を深めるためにとても大切です。天皇陛下の訪問は、日本が相手国を大切にしているというメッセージを世界に伝えます。今回の訪問でも、貿易・文化・環境問題などさまざまな分野での協力について友好の意思が確かめられると見られています。

なぜ私たちに関係があるの?

日本が外国と良い関係を保つことは、私たちの暮らしにも深く関わっています。たとえば、外国との貿易がうまくいくと、食料(しょくりょう)や製品(せいひん)が安定して手に入ります。また、平和な国際関係(こくさいかんけい)は紛争(ふんそう)が起きにくい安全な世界をつくることにもつながります。天皇皇后両陛下の外国訪問は、その大切な橋渡しの役割を果たしているのです。

もっと知りたい人へ

オランダは17世紀(17せいき)の江戸時代、鎖国(さこく)中の日本と唯一(ゆいいつ)貿易を続けた国で、長崎の出島(でじま)が窓口でした。ここから医学・天文学・砲術(ほうじゅつ)など多くの西洋知識が「蘭学(らんがく)」として日本に広まりました。「出島」「蘭学」「開国(かいこく)」「ペリー来航(らいこう)」などは受験(じゅけん)でもよく出るキーワードなので、この機会にあわせて復習しておきましょう。

今日の一問クイズ

問題:江戸時代の鎖国(さこく)中、長崎の出島(でじま)で日本と唯一(ゆいいつ)貿易を認められていたヨーロッパの国はどこでしょう? ▶ 答えを見る

答え:オランダ(ネーデルランド)

解説:江戸幕府は原則として外国との交流を制限する鎖国政策をとりましたが、長崎の出島ではオランダと中国のみ貿易を続けました。オランダとの交流から生まれた「蘭学(らんがく)」は、日本の近代化(きんだいか)を支えた大切な学問です。

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