地球温暖化を止めろ!COP30で世界が動いた

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2025年11月、ブラジルのアマゾン川沿いの都市・ベレンで、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)を防ぐための国際会議「COP30」が開かれました。世界195の国と地域が参加し、気候変動(きこうへんどう)に立ち向かうための新しい合意が生まれました。その内容と意義を振り返ってみましょう。

COPってどんな会議?

COP(コップ)とは「気候変動枠組条約(きこうへんどうわくぐみじょうやく)締約国会議」の略で、地球温暖化対策を話し合う国連(こくれん)の会議です。毎年開かれており、2025年が第30回(COP30)でした。2015年のCOP21で採択された「パリ協定(きょうてい)」では、地球の平均気温の上昇を1.5℃以内に抑えることを目標に掲げています。

COP30でどんなことが決まったの?

今回、アマゾンの森林が広がるブラジルが議長国となったことで、自然を守りながら経済を発展させる「バイオエコノミー」(生物資源を活用した経済の仕組み)が大きなテーマになりました。会議の結果、気候変動に関する29の項目で合意が成立し、途上国(とじょうこく:経済発展が遅れている国)が気候変動に対応するための資金を先進国が支援する枠組みも強化されました。

日本はどう関わったの?

日本も会議に代表団を派遣し、再生可能エネルギー(たいようこうや風力など、繰り返し使えるエネルギー)の拡大や脱炭素(だつたんそ:二酸化炭素の排出をなくすこと)の取り組みを世界に発信しました。日本は2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の達成を目標としています。

なぜ私たちに関係があるの?

地球温暖化が進むと、台風や大雨が強くなったり、夏の暑さが増したりと、私たちの生活に直接影響が出ます。世界が協力して取り組むこの問題は、みなさんが大人になる頃にも続く課題です。日常の節電や食品ロスを減らす行動も、温暖化対策につながっています。

もっと知りたい人へ

「パリ協定」「SDGs(持続可能な開発目標)」「カーボンニュートラル」「温室効果ガス」は受験でも頻出のキーワードです。温室効果ガスの代表は二酸化炭素(CO₂)で、化石燃料(石油・石炭・天然ガスなど)を燃やすことで大量に排出されます。再生可能エネルギーへの転換がその削減に重要とされています。

今日の一問クイズ

問題:2015年のCOP21で採択された、地球の気温上昇を1.5℃以内に抑えることを目標にした国際的な取り決めの名前は何でしょう? ▶ 答えを見る

答え:パリ協定

解説:フランスのパリで開かれたCOP21で採択されたことから「パリ協定」と呼ばれます。先進国だけでなく途上国も含む196の国と地域が参加しており、これまでの気候変動対策の枠組みの中で最も多くの国が参加した合意です。

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