ゲーム機が1万円値上がり!半導体不足とは何だろう

経済
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大人気ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」の値段が、2026年5月25日から1万円値上がりしました。もともと49,980円だった定価が59,980円になったのです。その原因として挙げられているのが、「半導体不足」と呼ばれる世界的な問題。いったい何が起きているのでしょうか?

Nintendo Switch 2ってどんなゲーム機?

Nintendo Switch 2は、日本のゲーム会社・任天堂(にんてんどう)が2025年に発売したゲーム機です。テレビにつないで大きな画面で遊べるだけでなく、外に持ち出して小さな画面でも遊べる「どこでも遊べるゲーム機」として世界中で大人気になりました。最初の1年間だけで約1986万台が売れ、お兄ちゃん的な存在だった初代Switch(スイッチ)の初年度の販売記録さえも超えてしまったほどです。

なぜ値段が上がったの?「半導体不足」を知ろう

値上げの大きな原因として、任天堂は「世界的な半導体(はんどうたい)不足」の影響を挙げています。半導体とは、スマートフォンやパソコン、ゲーム機など、現代のほぼすべての電子機器の中に入っている小さな部品のことです。電気を通したり止めたりすることで、機械に「考える力」を与えています。この半導体が近年、世界中で足りなくなっています。AIやロボット、電気自動車など、半導体を必要とするものが急増しているのに、工場での生産が追いつかないのです。部品の値段が上がれば、それを使った製品の価格も上がってしまいます。

初代Switchも値上げ、でも売れ行きは好調

今回の値上げはSwitch 2だけではなく、旧モデルの初代Switch製品も対象です。それでも任天堂の業績は好調で、2026年3月期の売上は2.3兆円を記録しました。Switch 2の次の年の販売予想台数は1650万台と、相変わらず世界中のゲームファンから注目されています。

なぜ私たちに関係があるの?

半導体不足は、ゲーム機だけの問題ではありません。スマートフォン、パソコン、家電製品、さらには病院の医療機器や自動車にも半導体は使われており、不足すると私たちの生活全体に影響が出てきます。「なぜ電化製品が高くなるのか」を考えるとき、世界のモノづくりの仕組みを理解することがとても大切です。

もっと知りたい人へ

半導体は「産業のコメ」とも呼ばれ、現代経済を支える基盤技術です。世界の主な半導体メーカーにはアメリカのインテル、韓国のサムスン、台湾のTSMCなどがあり、日本もかつては半導体大国でしたが、近年はシェアが低下しています。日本政府は国内での半導体生産を取り戻すため、熊本県に大規模な工場(ラピダス、TSMC熊本工場など)を誘致するなど、半導体戦略を強化しています。

今日の一問クイズ

問題:「産業のコメ」とも呼ばれ、スマートフォンやゲーム機など現代のほぼすべての電子機器に使われている小さな部品を何といいますか? ▶ 答えを見る

答え:半導体(はんどうたい)

解説:半導体は電気を通したり止めたりする性質を持ち、コンピューターや家電製品の「頭脳」として機能します。世界的な半導体不足は、AI・電気自動車の急増が主な原因とされています。

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