北陸新幹線の延伸ルートがついに3つに絞られた

政治・社会
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福井県の敦賀(つるが)から大阪・新大阪駅までをつなぐ「北陸新幹線(ほくりく しんかんせん)」の延伸(のばすこと)計画について、自民党と日本維新の会の委員会が候補ルートを3つに絞り込みました。来週中にも最終的な方針を決める予定で、長年にわたった議論がいよいよ大きな節目を迎えています。

北陸新幹線ってどんな路線?

北陸新幹線は、東京と北陸地方(石川・福井・富山など)をつなぐ新幹線です。2024年3月には金沢(かなざわ)から福井県の敦賀まで延伸されましたが、その先の大阪・新大阪までのルートがまだ決まっていません。この区間がつながると、東京〜大阪間が日本海側を経由してつながり、東海道新幹線とは別のルートができることになります。災害や事故のときにも交通が途絶えにくくなるという大きなメリットがあります。

どんなルートが候補になっているの?

現在、候補として残っているのは3つです。一つ目は京都駅の地下を通る「小浜・京都ルート(JR京都駅案)」、二つ目は京都市の南側に新駅を設ける「小浜・京都ルート(桂川駅案)」、そして三つ目は滋賀県の米原駅(まいばらえき)で東海道新幹線に乗り換える「米原(まいばら)ルート」です。それぞれコストや工事の難しさ、所要時間などが異なり、地元や政党によって意見が分かれています。

なかなか決まらない理由は何?

このルート問題は何年も議論が続いています。京都市の地下を通るルートは費用が非常に高く(数兆円規模)、また工事中に地下水などへの影響が心配されています。一方、米原ルートはJR東海の線路を借りるため、本数や自由度に制限が出るという問題点があります。政党や自治体(地域の行政)のそれぞれの利害が絡み合い、合意に時間がかかっていました。

なぜ私たちに関係があるの?

新幹線のルートが決まると、その周辺地域の経済や人口の動きが大きく変わります。観光客が増えたり、企業が移転してきたりと、地域の活性化につながります。また、大規模な公共事業はみんなの税金で行われるため、どのルートが最も費用対効果が高いかを考えることは、私たちにとっても大切な問題です。

もっと知りたい人へ

日本の新幹線は「整備新幹線(せいびしんかんせん)」と呼ばれ、国と地方が費用を分担して建設します。北陸新幹線のほか、九州新幹線・長崎新幹線・北海道新幹線なども整備新幹線の一種です。受験では「整備新幹線」や「北陸新幹線の歴史」が地理・公民の問題として出ることがあります。「敦賀」「小浜」「米原」などの地名もよく覚えておきましょう。

今日の一問クイズ

問題:北陸新幹線は2024年3月に金沢から延伸されましたが、その終点となった福井県の駅はどこでしょう? ▶ 答えを見る

答え:敦賀(つるが)駅

解説:2024年3月、北陸新幹線は金沢から福井県の敦賀駅まで延伸されました。敦賀は古くから日本海側の交通の要衝で、「つるが」と読みます。現在はここから新大阪までの延伸ルートが議論されています。

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