リニアがついに全線着工へ!静岡の問題がやっと解決

政治・社会
この記事は約3分で読めます。

東京と大阪をとてつもない速さでつなぐ夢の乗り物「リニア中央新幹線」。長い間、静岡県で着工できずに止まっていましたが、2026年7月18日、ついに大きな一歩が踏み出されました。静岡県とJR東海が大切な協定を結び、全線での工事が動き出せる環境がようやく整ったのです。

なぜ静岡だけ工事が止まっていたの?

リニア中央新幹線は、時速500キロ超で走る超高速列車で、品川(東京)から名古屋まで約40分、将来は大阪まで約67分でつながる計画です。ところが、静岡県を通るトンネル工事だけが長年できないままでした。その理由は「大井川(おおいがわ)の水」です。トンネルを掘ると地下水が減り、静岡県民の大切な水源である大井川の水量が少なくなってしまうかもしれない、と県が心配していたのです。

どんな協定を結んだの?

2026年7月18日、静岡県庁で「自然環境保全協定(しぜんかんきょうほぜんきょうてい)」が結ばれました。協定には、大井川の水量を守るためにJR東海が取り組む28項目の対策や、工事中も国と県が継続的に確認(モニタリング)を行うことが書かれています。万が一、環境に悪い影響が出た場合は「工事を一時中断する」という取り決めも入っており、静岡県の鈴木知事とJR東海の丹羽社長がそろって協定書にサインしました。

これから工事はどう進む?

JR東海は今後、地元の住民向けに工事の説明会を開いてから、静岡県内での本体工事に着手する方針です。品川〜名古屋間の開業は2036年以降の見込みで、完成までにはまだ10年以上かかります。それでも、長い間止まっていた「静岡問題」がついに動き始めたことは、日本の交通の歴史においてとても大きなできごとです。

なぜ私たちに関係があるの?

リニアが開通すれば、東京と名古屋、将来は大阪が新幹線よりずっと短い時間でつながり、通勤・観光・ビジネスなど多くの人の移動が大きく変わります。一方、トンネル工事が自然環境に与える影響をどう最小限にするかは、私たちの未来の水や自然を守るうえでも大切な問いかけです。

もっと知りたい人へ

リニアモーターカーは「磁気浮上式鉄道(じきふじょうしきてつどう)」と呼ばれ、車両がレールから浮き上がって進むため、摩擦がほとんどなく超高速走行が可能です。受験でも「リニア中央新幹線が通る都府県(神奈川・山梨・長野・岐阜・愛知・三重・奈良・大阪)」や「大井川」「JR東海」はよく問われるキーワードです。

今日の一問クイズ

問題:リニア中央新幹線が全線開通した場合、品川から新大阪まで何分程度で移動できると言われているでしょうか? ▶ 答えを見る

答え:約67分(約1時間7分)

解説:現在の東海道新幹線(のぞみ)では約2時間15分かかりますが、リニアが全線開通すると品川〜新大阪間が約67分になるとされています。品川〜名古屋間では約40分の予定です。

タイトルとURLをコピーしました